「カワイ冒険記M」 #12 VS古代の力

日記・報告

カワイは玉座の間の手前に佇んでいた石像を目覚めさせてしまった!石像の名はコジンジョー、岩で出来た盾と剣を持ち、まるで剣闘士のよう。目覚めた途端カワイ達に襲いかかってきた!カワイ達はコジンジョーを倒し、ケツテカの秘宝を手に入れることができるのか!?

コジン「殲滅プロトコルを実行… 侵入者を排除する。」

コジンジョーは動き出し、カワイ達に向かってゆっくりと、ゆっくりと距離を縮めてくる。

兵「やばいッスよ… このままじゃオイラ達やられるッスよ!カワイソスさん何とかして!」

カワイ「その気ならやってやろうじゃねぇか!いでよ、カワイソード!

兵「カワイソードッス!それで木っ端微塵にしてやるッスよ!」

“カワイソード“それはカワイソスが愛用する、悪と戦う為に目覚めた剣だ。元々はカワイがガキの頃に作ったダンボール工作だが、カワイは子供のようにブンブン振り回し愛用していた。その工作に対する愛が人の夢の力「DREAM」と混ざり合い、本物の剣となった。解説終

カワイソスは剣を手に取り、コジンジョーに向かって突撃していった。そして得意の「大英雄切り」を繰り出した!だが、大きな弾く音が響いただけで、コジンジョーには歯が立たなかった

カワイ「あ、あれ…?」

コジンジョー「我は特殊な素材で出来た石像だ。そのような斬撃は聞かぬ。」

カワイ「あ、ごめんなさい。斬撃効きませんでした。」

イル「何やってんだよ!」

カワイ「効くと思った… うわぁ!」

カワイは間一髪コジンジョーの斬撃を避けた。

カワイ「あっぶな!」

イル「こうなりゃ僕が行く… 下がってて。」

カワイ「イルシャン、お前戦えるのか?」

イル「僕を甘く見てもらっちゃ困るよ。斬撃がダメなら打撃で石像を粉砕するしかないね。」

コジン「小さきトレジャーハンターよ、貴様の力を見せてみろ…」

イルシャンは何かの構えをとった。恐らく何かの流派の武術のように見える… そしてイルシャンは飛び上がり、体を回転する素振りを見せた。

イル「くらえ、スピニングキック!

カワ「お前格闘技使えるのかよ」

イルシャンはコジンジョーに向かって回転蹴りを繰り出した!普段は探検家なのに、どこでそんな技覚えたんだ…?

回転の勢いで何度もコジンジョーを蹴り、石像の頭部が欠け、のけぞらせた。どうやら少し効いたようだ!

コジン「ふん… 少しは効いたぞ。打撃で攻めるという発想は褒めてやろう…」

イル「まだまだ終わらないぞ!スピニングキックは勢いが出たら止まらないんだ!」

2回目のスピニングキックを繰り出す。

コジン「だが甘い!我に同じ手が2度通じるかッ!」

イル「ッ!」

ズドォォォォーン(効果音)

コジンジョーはイルシャンの攻撃を受け止め、そのまま力技でイルシャンを壁まで吹き飛ばした。

兵「大丈夫ッスか!?」

イル「く、クソ… 狙いを読まれたか…」

コジン「我は数多の敵と戦ってきた存在、敵の攻撃を記憶し、対策を一瞬で考えることができる… 二度も同じ技は通用しないのだ!

コジンジョーは敵の戦闘スタイルや攻撃を分析、そして対策を一瞬で練ることができる能力を持つなかなかの強敵だ。

カワ「丁寧な解説ありがとさん! なら色んな技を使える俺が相手だ!」

コジン「愚かな… 粉微塵にしてくれる!」

イルシャンは負傷し、カワイが戦っているうちに隠れてどう倒すかボム兵と考えていた。

イル「まずいな… あいつは中々厄介な敵だ。」

兵「あんなやつ、勝てっこないっスよ!どう倒すっスか!?」

イル「まともに正面からやっても倒せない。カワイソスでさえ苦戦している。どうすれば…」

イルシャンは考えた。しかし、カワイソスとコジンジョーが戦ってる所を眺めているだけでいい案が思いつかない。するとある事に気づく。

イル「ん…? あそこの階段の下の丸い床、よく見ると線が入ってるな… おそらく…」

何か発見したようだ。

イル「…わかったぞ!」

兵「!?何か倒し方がわかったッスか!?」

イル「ああ、これなら奴を完全に倒すとまでは行かないが引き離すことならできるだろう。ボム兵、カワイソスのバッグをこっちに持って来てくれないか?」

兵「あのいっぱい入ったバッグッスか?」

イル「あの中に使えるアイテムがある。頼む。取ってきたあとは…」

コジン「ふん!滅べ!」

カワ「こいつ… マジでつえぇ!全然攻撃が効かない!それにスタミナが切れてきた…」

コジン「喰らえ!」

カワ「うわっ!」

カワイは体力切れで猛攻を受けきれず床に倒れてしまった!

カワ「やべっ!剣弾かれた!」

コジン「とどめだ!」

???「おい!そこのカタブツ!」

コジン「…?」

なんと、階段の上にいるボム兵がコジンジョーの事をめっちゃ煽る!

兵「この脳筋!石頭!カチカチ岩野郎!お前なんかオイラがひとひねりッスよ!」

コジン「貴様!無断で玉座の間に近づくとは無礼な!」

カワ「おいボム兵何やってんだ!煽ったらこいつキレるだろうが!」

兵「オイラが王ッスよ!こんなタスケタインなんていう保身しかしなさそうなバカ、オイラの方が凄いッス!」

コジン「王様に対しても侮辱を…💢 もう許せぬ! うおぉぉぉぉ!」

コジンジョーはついにキレて、階段の上にいるボム兵に向かって走る。

コジン「死んで償え!!!!」

兵「やってやるッスよ!!! とりゃーっ!」

ボム兵は勢いよくコジンジョーの頭部に体当たりし、コジンジョーを丸い床の上で少しスタンさせる。その次にイルシャンが姿を表し、

イル「終わりだ!コジンジョー!」

なんと、アサルトライフルを乱射し、天井に向かって乱射する!

カワ「おいそれ俺のアサルトライフルじゃねぇか!」

兵「いっけー!」

高火力が出るように改造されたアサルトライフルで天井を撃ち抜いた結果天井が崩れ、いわなだれが発生!その真下にいたコジンジョーが雪崩に巻き込まれた!これで足止めした… と思いきや、なんと床まで崩れ、コジンジョーは岩と共に闇の底に落ちていった!!!

コジン「馬鹿なぁぁぁぁぁぁ!(フェード)」

コジンジョーの姿は見えなくなった… 知恵と勇気が、カワイ達に勝利をもたらしたのだった!

【撃破の様子】

カワ「俺たち… 勝ったってことでいいんだよな?」

イル「あぁ、勝利だ。」

カワ「やったー!」

兵「オイラ達3人の力で、あのカタブツをやっつけたッスよ!」

カワ「でもいつの間にこんな作戦思いついたんだ?穴作って落とすとか普通難しいだろ?」

イル「重さで穴を作ったんじゃない。落とし穴は元からあったんだ。

イル「僕はこの部屋にワナがあると見抜いた。それがこの円形の床、この床は落とし穴トラップになっていたんだ。おそらく無礼な臣下とか侵入者を落とすためにね、つまり下は空洞になっている… そこで僕は考えた。一定の重量があれば崩れて落ちる…とね!でも重りとか置くのはさすがに無理があるから、君の持ってきたアサルトライフルで天井を崩す事にしたんだ。そのためにあいつを誘導するためにボム兵に手伝ってもらって… 見事成功したわけだ。」

分かりづらすぎるイメージ図

カワ「…さっぱりわからない!」

イル「まぁ… 勝ったからいいんだ。やはり“備えあれば嬉しいな”だな。」

イルシャン達は奥へと進み、ついに玉座の間へとたどり着く。そして、そこにあったのは…

兵「あれは…!」

カワ「もしかしてだけど〜 もしかしてだけど〜 これってケツテカの秘宝じゃないの〜!!」

イル「あぁ、やっと僕たちはたどり着いたんだ…」

長い道のりだった。ここまで色んなことがあった。新たな出会い、新鮮な景色、手ごわい強敵、色々な経験と苦労があった。そしてついにカワイ達は本当のお宝「ケツテカの秘宝”珍山の槍”」を発見した!

発見!珍山の槍!

カワ「すっげぇぇぇぇ! これが珍山の槍!?めっちゃオーラある!」

兵「すごいッス!戦争を終わらせた槍ッスよ!」

カワ「早く持ち帰ろうぜ!みんなに自慢してやるぜ〜」

シュッ

カワイが珍山の槍に近づこうとしたその瞬間、イルシャンが大ジャンプしてカワイより先に、玉座に刺さった珍山の槍を抜いた。そして…

カワ「イルシャン?お前ももっと秘宝見たかったのか?」

イル「…悪いけど、君達との同盟はここまでだ。」

その出来事は突然だった。

兵「えっ…」

カワ「ちょっ お前何言ってるんだよ? そんないきなり…」

イル「君達には悪いが、僕はこの槍を破壊しないといけないんだ。」

カワ「ははは破壊!?そんなことしたら願いが叶わなくなるじゃねぇか!おいやめろって!」

兵「そうッスよ!ひとつでもケツテカの秘宝が欠けたら、オイラ達の願いが!」

カワ「俺達そのために冒険始めたんだ… な? 頼むよ!」

イル「僕だってこのために冒険を始めたんだ!!」

突然大きな声が響き、2人ともちょっとビビった。イルシャンは怒りと憎悪のような感情を抱いていた。

イル「僕は“復讐”の為に… 二度とあんな悲劇が起きないようにこの槍を破壊しなきゃ行けない!」

カワ「…お前、過去に何があったんだよ…?」

イル「気になるかい? …なら聞かせてあげるよ、“僕の過去”を。」

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