【インタビュー】キウイがキーウィを食べている!?その画像の興りとは。

フィクション

どうも、クッキーを焼いてみたところなぜか話しかけてきたのでアリにあげたさいほうへいきです。

いやー、タイトル見ましたか? キウイキーウィを食べてるんですよ。
キーウィがキウイを食べる訳じゃありません。フルーツが鳥を食べてるんです

いったいこの不可思議な状況はなんなのか……? 僕は、この現状の真実を調査するために卵鯖へ向かいました。
これは、その調査の記録のまとめです。

発端

ことの発端はこの画像から始まりました。
キウイがキーウィを食べています。

皆さんの中には、キーウィがキウイを食べているような画像を見たことがあるかもしれません。

しかし、上の画像ではその強弱が完全に反転してしまっています
いったいどうして、キーウィが捕食される側に回ったのでしょうか?

実はキーウィという鳥は生態系の中で非常に立場が弱いです。
みなさんもご存じのことと思いますが、キーウィは絶滅の危機に瀕しています。

昔からマオリ族の人々によって肉を食べられたり、羽毛を衣服に利用されることも多くありました。もちろん人間だけでなく、イヌやネコなどによっても襲われ、どんどん数が減っていってしまいました。

今では人々から愛される鳥になっています。
特にニュージーランドではシンボルにもなっていて、ニュージーランド人のことを”Kiwi”と呼称する、ニュージーランドのドル硬貨のデザインに選ばれているなど、国全体で象徴的な動物の位置づけを確固たるものにしています。

しかし、そんな中でちゃぶ台をひっくり返すかのようなこの現状。
いったいどうして、冒頭の画像が投稿されてしまったのでしょう?

インタビュー(Kuru⁵氏)

僕は画像投稿者のKuru⁵氏にインタビューを行い、真意を尋ねました。媒体は対面、場所はラビンティ地下刑務所の第12層「ヴェルヴェット・フロア」面談室です。

――なぜこの画像を投稿したのですか。

Kuru⁵氏「面白かったからです」

――この画像が拡散されることで、人々がキーウィに対してどのような感情を持つか考えましたか。

Kuru⁵氏「はい」

――それはどのように。

Kuru⁵氏「まあ、かわいいな、とか。そんな風に取られると思っていました」

――しかし、実際にはこのように、キーウィがキウイに捕食されることをネタにするような状況が続いています。

Kuru⁵氏「申し訳ないとしか」

――キーウィや、キーウィの関係者に対して言いたいことは。

Kuru⁵氏「申し訳ない」

――あまりそう思っている様子には見えません。

Kuru⁵氏「それはあなたの目が悪いんでしょう」

――直近の視力検査はAでしたし、インタビュアーとして、人の感情を推察するのには慣れているつもりですが。

Kuru⁵氏「A判貰った人間が確実にその大学に通るとでも?」

……今音声記録を文字起こしするだけではらわたが煮えくり返る思いです。
Kuru⁵氏はいったいキーウィたちのことを何だと思っているんでしょうか。面白半分で動物を食べさせる画像を拡散するなんて、本当に信じられません。

ただまあ、彼は現在ラビンティ刑務所の第12層にいます。
ラビンティ刑務所には15の層があり、下層になればなるほど残酷な罰が待ち受けているという話です。Kuru⁵氏は今ごろ、キーウィを不適切な形でネタにしたことを悔いているのでしょうね。

拡散

しかも最悪なことに、この画像はとてもよく受け、さまざまなコラ画像まで投稿される始末です。
次はその一例です。


こちらは『必ずもらえる!bot』氏による、必ずもらえるコラと呼ばれるものです。


こちらは『モーチーという偽名の男』氏による、デュエルマスターズのオリジナルカード。

僕は両者にコンタクトを取り、インタビューを敢行しました。

インタビュー(モーチーという偽名の男氏)

媒体はTwitterのDMです。

――なぜこのような画像を作ったのですか。

モーチーという偽名の男氏「バズりそうだったからに決まってるでしょ。結局バズらなかったけどw」

――その行為がキーウィたちに対してどのような影響を及ぼすか、考えましたか。

モーチーという偽名の男氏「え?(笑)知ったことじゃないってゆーか、キーウィ守って俺に金がいくら入ってくるんですかって(笑)」

――世界中で今でもさまざまな動物が絶滅の危機にあります。彼らを守る必要があります。

モーチーという偽名の男氏「それって『高慢』では? 結局キーウィが絶滅しそうなのも人間のせいでしょ? 何を今さらって感じだけど(笑)」

――つまりあなたは、あなたに利益がないと保全などもするつもりがないのですね。

モーチーという偽名の男氏「そうって言ってんじゃん。てゆーか俺がこうしてインタビューに乗ってやってるだけありがたいと思ってもらって(笑)」

――では、僕もそうしてもいいでしょうか。

モーチーという偽名の男氏「はい?(笑)」

――僕に利益があるので、あなたを消します。

インタビュー後、僕は位置情報を特定し、モーチーという偽名の男氏を殺害しました。最後の言葉は「まあどうせ次の記事投稿される頃には復活してるけど(笑)」でした。
正義は執行されました。

まとめ

キーウィを保全しようとしないやつはこうなるんだぞってことですね。
みなさんは、この画像を拡散するようなことは絶対にしないでください。僕もあまり不必要に処罰を下したくはないのです。

あなたが正義と共にあることを祈ります。
さいほうへいきでした。

カチッ

Rkun氏「正義は武力と共にある。僕の友人のひとりはそういう主義でね」

――あなたは。

Rkun氏「僕はRkun。モーチーという偽名の男やKuru⁵、他にもバルコニー王道、ルークアイド・チェス、くろこげめろん……彼らと深く関わりがある」

――つまり、あなたは正義の執行を受けにきたのですか。とてもそうには見えませんが。

Rkun氏「そりゃあ受けに来たわけじゃないからね」

――というと。

Rkun氏「今度は僕が正義を執行する側だ」

――正義の意味をはき違えています。

Rkun氏「冒頭で言ったよ。正義は武力と共にある」


とりあえず今回のさいほうへいきを抹殺できた。たまーにこうしてヤバいやつが出てくるんだけど、どうしてだか。記事の主題に問題があるのかね?
まあ、今回はとりあえずこれでよしとするか。― Rkun

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