どうも、この世でアーチャウ茶を初めて淹れた男、さいほうへいきです。
みなさんは、アーチャウ茶ってどうやって作られるかご存知でしょうか?
実は、アーチャウ茶はその原材料もとっても独特なんですね!
それでは、今回は、ラビンティの古い神話を紐解きながら、アーチャウ茶の原料についてみていきましょう!
実は茶葉から特別!
アーチャウ茶はお茶なので、もちろん茶葉から出来ています。
分類上は紅茶に属するのですが、なんとアーチャウ茶を淹れるためには特別な茶葉が使われているんですね!
ここで登場するのがアーチャウ草です。そのままな名前なのでとても分かりやすいですね!
この草はとある特定の環境下でしか成長できないようです。
見た目はシンプルに、こんな青い草です。目立ちますね!
実はアーチャウ茶を淹れる時には、この茶葉が使われています!
アーチャウ草は神話では直接の記述はありませんが、同時に編纂された『ラビンティへ向かう旅団への神からの書簡』に記述がみられます。
もし、あなたたちが、ラビンティに行こうとするのならば、青い草をむやみに傷つけないようにしなさい。
もしも、疲れ果てた時にそれを見つけたのなら、根を傷つけないようにして、茶として淹れて飲みなさい。
あなたたちの疲れを、その茶はきっと和らげて、安らかな休息へ導いてくれるでしょう。
なんと、アーチャウ草は神から直接勧められるほどの草だったんですね!
昔は淹れる水も厳格だった!?
はい、ということで次は水について見ていきます!
実はアーチャウ茶は、今でこそどの水でもおいしく淹れられますが、昔はラビンティ付近の『メローマカフォナ』という土地で採取できる非常に貴重な湧き水だけが使用を許可されていました!
メローマカフォナという地について、ラビンティの古い神話にも記述があります。
神さいほうへいきは、ふと、旅を欲した。すべての雲上を視、そして降り立つ地を選んだ。
雲に広大な穴を穿ち、人間の住まう下界へと、さいほうへいきが降り立った。
そこは美しいせせらぎに満ちた山であった。
神さいほうへいきはその地を開闢し、『メローマカフォナ』と名付けた。
するとそこには美しい草花が茂り、純粋無垢なる穢れなき湧水が大地に潤いをもたらす、極楽の秘境となった。
どうやら、メローマカフォナは神が最初に降り立った地に与えられた名前のようですね!
神が直々に名前を与えたなんて、すごいと思いませんか?
ちなみに、メローマカフォナは現在のどこにあたるのか、正確には特定されていませんが、ラビンティの近くにあるメロマカロナ一時基地という建物がそれに強く関係していると思われています!
ジェネリックアーチャウ茶?
とはいえ、こんなにもルールが厳しいと、一般庶民がアーチャウ茶を手軽に楽しめなくなってしまいますよね。
そこで、本当のアーチャウ茶ではないんだけど、アーチャウ茶の模擬品も盛んにつくられていたみたいです!
アーチャウ草のかわりに、工夫を凝らして同等の成分を含む植物を作ってみたり。
水はメローマカフォナから取れないとなると、そこに近いさまざまな泉を探してみたり。
先人の努力が垣間見えますね……!
まとめ
以上、昔のアーチャウ茶に使われている原料と、その歴史についての解説でした!
実はとっても奥が深かったんですね……!
今のアーチャウ茶については、こちらのページをご覧ください!

では、またどこかでお会いしましょう!
さいほうへいきでした。
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