ラーメン屋でトレジャーハンターと名乗る「イルシャン」と出会い、「ケツキングの帽子」を巡って勝負することになったカワイソス 果たして勝つのはどちらだ!?
イ「これで勝負しようではないか。」
イルシャンはポケットから何やらカードのようなものを出した。これで何をする気だ?
イ「これはトレジャーハンターの間で賭け事をする時に使われる大人気カードゲーム”ハンティング3だ。」
カ「ハンティング3?聞いた事ねぇな。」
イ「ルールは簡単だが奥が深いんだ。教えてやろう。」
「”ハンティング3″のルール」
プレイヤーは「トレジャーハンター」「トラップ」「お宝」のカードを1枚づつ配られる。そのカードを出し合って強さで点をもらうカードだ。「トレジャーハンター」は熟練のスキルで回避するので「トラップ」に強い。「トラップ」は財宝を守るために欠かせないので「お宝」に強い。「お宝」は数多の冒険者を魅了するので「トレジャーハンター」に強い。同じカードならやり直し、と言ったルールだ。3回勝負で2回勝った方の勝ちというルールであるッ!

イ「どうだ?分かりやすいが奥が深いだろう?これぞ心理戦の真骨頂といわれるゲームだ。」
カ(これ… じゃんけんだよな…?)
兵」(ほぼじゃんけんっス…)
イ「さあやるぞ カードを構えろ!」
じゃんけんのくせに緊迫した空気が流れる… 2人は出すカードを決めたようだ。
カ「んじゃラウンド1いくぞ! 最初はg…」
イ「まてまてまて! どこに最初に出す手札を言うやつがいるんだ。」
カ「えだってこれじゃんけんでしょ?」
イ「じゃん… けん…? なんだその名前は?いいか教えてやる。両者カードをめくる時は”トレジャー オープン”って言うんだ。わかったか?」
カ(こいつじゃんけん知らないのか…? この現実世界の誰しもが知ってるゲームだぞ?)まあいっか… やるぞ!
2人「トレジャー オープン!」

カワイが「トレジャーハンター」 イルシャンが「トラップ」ということでカワイが1点先取!
カ「よっしゃ!まずは一点だな。」
イ「ふぅん… なかなかのようだな」(こういううるさくて頭の悪そうな奴は、最初にダイヤモンドの輝かしさに負けてたいていお宝カードを出すんだがな… 予想が外れたか)
カワイ1点 イルシャン0点
カ「よしラウンド2だ。かかってこい!」
兵「カワイソスさん!頑張るっス!」
イ「いいだろう まだ勝負はこれからだ。」
2人「トレジャー オープン!」

カワイが「お宝」 イルシャンが「トラップ」ということでイルシャンが1点獲得!
イ「どうだ?これがこのゲームの奥深さだ。」
カ「連続でトラップだとぉぉぉ!? そう来るとは思わなかったぜ…」
カワイソスは「まさかさっきと同じ手は使わないだろうと思いカードを出したが、その予想が外れてしまった!」
イ(これで同点だ。勝ったも同然だな… あぁ… あの秘宝を手に入れたら換金して、大一人旅をしたいなぁ… あの秘宝、20億くらいはするよなぁ… ジュルリ)
カワイ1点 イルシャン1点
兵「カワイソスさん!もう後がないッスよ!」
カ「わかってる、だが一体何を出せば勝てるか…」
イ「よく考えてみろ?僕は2回連続でトラップを出した、つまり3回連続でトラップを出すと思う?いや出すかもしれないね?どうだろうねぇ…?」
カ(こいつ… 俺を惑わしてきてるな? クソッ 一体どれを出せばいいんだ…)
兵(カワイソスさん… 頑張ってくださいッス!)
ただのジャンケン、されどジャンケン。緊迫した空気は最高潮に到達する。これでどちらか片方の勝利が決まるのだ。イルシャンは3回連続トラップを出すのか…?それとも別のカードを出すのか…?突然 カワイが軽く台パンするッ!
カ「よーし!俺はトラップを出すことに決めた!」
イ「!? 何を言ってるんだい… 自ら出すカードを言い出すだなんて… いや、君も僕を惑わそうとしてるんだね?」
カ「いーや!絶対俺はトラップを出す!そうだねッ!」
イ(いや… こいつは見た目からしてバカだからわかりやすい嘘をつくはず、絶対にトラップ以外を出す… 絶対に勝てるぅ〜 大金を手に入れたら旅行以外でも使えるなぁ… 何にしようかなぁ… うへへ)
兵「カワイソスさん!?何を言っ…」
兵(いや… カワイソスさんは決めた事はたいていやる英雄ッス… この試合、絶対にトラップを出すッス!)
カ「そっちはいいか?俺はもう決めたからな!」
イ「いいよぉ〜 えへへ〜 僕もきめたよぉ〜」
2人「トレジャー オープン!」

イ「なっ…!?」
カ「しゃおらぁぁぁぁぁぁぁあ 俺の勝ちだぁぁぁぁぁぁぁぁ」
兵「やりましたッスね!カワイソスさん!」
カ「やった やった じゃんけん勝利〜」
イ「そんな馬鹿な… この僕が負けるだなんて…」
カワイ2点 イルシャン1点でこの勝負 カワイソスの勝ち!
イ「なぁひとつ聞かせてくれ!どうしてトラップを出すって決めたんだ!?」
イルシャンはカワイソスにこう問う
カ「え? そりゃあ…」
カ「3回戦目からめっちゃニヤニヤしてたからに決まってるだろ?」
イ「え?」
兵「めっちゃニヤニヤしてたっスよ?」
カ「多分ケツキングの帽子の事考えてるんだろうなって思った。これを売ったりして大金を得てウハウハな生活をしたい… って考えてたんだろ?そうすると”お宝”にしか目がいかなくなってお宝カードを出す。ということだ。だから俺はトラップを出すと”忠告”したわけだ。」
イ「僕の考えてた事が全部読まれている!? 君は超能力者だったりするのかい…?」
カ「俺はエスパーなんかじゃねえ… 俺の武器は”夢”と”想像力”!色々な事柄から妄想するのが得意なんだぜ!すごいだろ?」
イ「完敗だ… 負けを認めるよ。煮るなり焼くなり好きにするといい…」
イルシャンは負けたことにかなり落ち込んでいる。なんせ今までイルシャンの勝率は99.9%だったからだ。
カ「別に食ったりはしねぇよ!俺と一緒にケツテカの秘宝探そうぜ!俺のオールスターパワーとボム兵の爆発力、そしてあんたのトレジャーハンターとしての感があればケツテカの秘宝なんてすぐ集まるぜ!」
イ「… なぁ 君はなんで僕のことをそんなに信用してるんだい?」
カ「うーん、仲間だから!」
イ「仲間…」
イ(僕は騒音を避けてずっと独りで暮らしてきた。仲間なんて…)
兵「カワイソスさんと一緒だと楽しいッスよ!オイラもカワイドリームスターズの仲間達もッス!」
イ「まぁ 約束は約束だ、あんたの旅について行くことにする。共にケツテカの秘宝を見つけようではないか。」
カ「やったー!旅の仲間が増えたぞー!」
イ「それに… 僕の事… 仲間って呼んでくれてありがと。」
カ「ん? なんか言ったか?」
イ「なんでもない…」
こうしてトレジャーハンター「イルシャン」を仲間に加え、ケツテカの秘宝を見つける度に出発するのだった!カワイ、ボム兵、そしてイルシャンはケツテカの秘宝を情報を探しに「サイドハシティ」へと向かう!

