【実在しない!?】ミステリアスな異国のお茶、アーチャウ茶について徹底解説!【さいほうへいき】

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どうも、卵のブログ荒らしプロプレイヤーのさいほうへいきです!
突然ですが、みなさんは『アーチャウ茶』って知っていますか?
この記事では、とある不思議な地、ラビンティに深く関わる特別なお茶の一品種アーチャウ茶について徹底解説していきます!

まずアーチャウ茶って?


アーチャウ茶はこんな感じの青いお茶です。
青いお茶ってけっこう見慣れないですよね! でもとてもさっぱりとした味わいで、一口含むとまるでミンティアとかフリスクを食べているような爽快感があります。

アーチャウ茶は実は、注いですぐは普通の紅茶みたいな色をしているんです。でもそそいでから少しすると、なんとゆっくり青色に変わっていくんですね!
この不思議な特性の科学的な要因は未だに解明されていませんが、ラビンティに古くから伝わる作法ではこの変色を落ち着いて眺めるのがしきたりとなっているみたいです。

アーチャウ茶の名前

アーチャウ茶って言われてもピンとこない人が多いですよね。アーチャウ、というのが『違う』という意味の『ちゃう』ともとることができますから、なんだかちょっとふざけた名前に思えるかもしれません。
でも、アーチャウ茶という名前にはとても重要な意味があるんです!

アーチャウ茶を英語にすると『Ahchaw Tea』になります。で、このAhchawというワードは古代ラビンティ語で『未来の王者の栄光』とか『私たちの歩む道を拓け』といった意味があったんですね!
しかし古代ラビンティ語(文献によっては『アストレリナ語』や『イエローアンダーレイト語』と呼ばれることがあります)は、それで書かれたほとんどの石板が失われていて解明が進んでいないため、他にも『鎖を捨てる』や『光を追い求める』といった説もあります。

いずれにしても、この名前にはとても深い意味があったんですね!

アーチャウ茶の作法

日本にお茶の作法があるように、ラビンティにはアーチャウ茶を飲むための作法があります。
これはとても複雑なので、一緒に順を追ってみていきましょう。

まず、場所や飲む姿勢などには制限がありません。これはアーチャウ茶の作法の原形を確立した司教サウザンド・リーク(?~1646)が、ラビンティで信仰されている神の自由な気質をいたく気に入ったためと言われています。
そのため、自宅でも、外出先でも、好きな時に好きなタイミングでアーチャウ茶を嗜んでよいわけですね!

次に、アーチャウ茶の淹れ方には複数の流派がありますが、こちらもサウザンドさんの確立した『サウザンド式』が主流なのでこちらを紹介します。
最初に、アーチャウ茶の茶葉をその場で小さくちぎります。これには(後世の需要もあって)近年では、事前にちぎっておいてもよいとされますが、できるだけその場でちぎる作法に倣った方が良いでしょう。
そしてそれをティーポットに注ぎ、しばらく待ちます。この時間の計測には古くは『ハンドラ・ベルディヤの灰時計』という道具が使われていたようですが、今は3分測ればいいとされています。なんだかカップ麺みたいですね!
そして後はこれをグラスに注げば完了です! お疲れ様でした!

でも、ここですぐに飲んでいいわけではないんですね!
まず、『フェットスティック』という木の棒をグラスに入れ、お茶に浸します。これは先端からもくもくと煙を出す特殊な小枝なんですが、この煙には心を落ち着かせたり、お茶に心地よい香りをつけたりと様々な作用があります。
そして先述の通り、ゆっくり時間をかけてお茶が青く変わっていくのを眺めましょう。

真っ青になったらおしまいです! あとは、一人で静かに飲んだり、仲間と談笑しながら飲んだり、好きに味わいましょう!

アーチャウ茶にまつわる伝説

アーチャウ茶にはいくつかの伝説がありますが、今回はこの中でこのアーチャウ茶のおこりについての神話を紹介していきます。


神さいほうへいきはその美しい葉を見て言われた。「これをより多くの人間に広めたいものだ」
すると、その葉が答えた。「ならば神様、私を茶として淹れてください」
さいほうへいきはその通り、葉を摘み茶とした。
そのあまりの美味しさにさいほうへいきが零した涙が下界へと落ち、茶の池となった。人々はこうしてアーチャウ茶を飲み始めたのだ。

これはラビンティに古くから伝わる伝説の一節です。
神様も涙するくらい美味しいお茶って、すごいですよね……!
ちなみに、この神話にはまだ続きがあります。


百年の時が過ぎた後、茶の池は枯れ、人々はアーチャウ茶を飲むことができなくなった。
星の数ほどの人々が飢え、この世は暗闇に包まれた。
その時異国からサウザンド・リークと名乗る男が現れた。その男は自らの持っていた茶葉を使い、アーチャウ茶を再現した。
こうして、この世には光が戻った。

当たり前ですが、飲み過ぎたらお茶はなくなってしまいます。人々はアーチャウ茶をすべて茶の池に頼っていたから、飲めなくて苦しんでしまったわけですね。
でも、先述のサウザンド・リークさんがやってきたことでこの世は救われます。なんと自分でアーチャウ茶のレシピを編み出し、世に広めたわけですね!

ちなみにサウザンド・リークさんについては謎が多いのですが、とても面白いことに千利休と同一人物なのでは?と言われています。
というのも、まず名前が似ていますよね。千は英語でサウザンドですし、利休がなまってリークになったとも思われます。
さらに、千利休が亡くなった年と、ラビンティにサウザンドさんがやってきたとされる年が1591年でどちらも同じなんですね!
こんな偶然、他にあるんでしょうか?

アーチャウ茶の注意点

さて、こんなアーチャウ茶ですが、いくつかの危険性を孕んでいることに注意が必要です。
というのも、これに含まれる1,3,6-チャウニウムという物質が多く蓄積するとアーチャウ中毒禁断傷状と呼ばれる状態を引き起こしてしまうんですね。

アーチャウ中毒になると、幻覚が見える、アーチャウ茶のことしか考えられなくなるといった危険な症状が現れます。

さらにその状態からお茶を飲み続けると、禁断傷状という状態に陥ります。こうなるともう手遅れといってよいほどで、完全な回復はほぼ不可能といえます……。

ただし、ごく稀に1,3,6-チャウニウムに耐性を持つ体質の人がいるんですね!
そういう人はアーメサムーリヤ(古代ラビンティ語で『松明を掲げる者』)と呼ばれ、古くからラビンティでは非常に大切に扱われていました。

アーメサムーリヤには段階があり、完全にデメリットを無効化するアーヴイエー、軽いアーチャウ中毒にはなるものの禁断傷状まで持っていくことが不可能なアーデータデッタがあります。

ラビンティの王であるチノ・フェットや神さいほうへいき、他にもミックステープ楽団に所属するシャトランジなどが耐性を持つことが分かっています!

皆さんは適量を守って飲みましょう。

アーチャウ茶ってどうやって買えるの?

残念ながら、アーチャウ茶は2025年現在、オンライン販売などには対応していません
だから自分でラビンティに赴いて、買いに行かないといけないわけですね。

まとめ

いかがだったでしょうか?
このページでは、遠い異国ラビンティに伝わるお茶、アーチャウ茶について解説しました!
もし楽しんでいただけたら幸いです!

それではまたお会いしましょう! さいほうへいきでした。

※このページの内容はフィクションです。

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