【記録】荒廃した都心部にて録画された映像

フィクション

[再生開始▶]

「…よし、写ってるな。」

「やぁ皆!俺だ!」

「今日は先日あったよくわからん事件で人がいなくなったこの荒廃した都市を歩いていくぞ!」

「噂ではここにラージウォータークーラーの残骸があるという話も聞いたから、結構期待してきたんだ。」

[倍速中…▶▶▶]

[通常再生▶]

「おい見てくれよこれ。」

(カメラが破損したラージウォータークーラーの右腕らしきものを映す)

「ここに右腕だけ落ちてたんだよ。」

「右腕がこの辺にあるなら近くに全身もあると思うんだが…見つからないな。」

「とりあえず回収していこう。ラージウォータークーラーの部品1パーツでも結構高値で売れるらしいからな。」

(何かをトラックの荷台に乗せる音がなる)

[倍速中…▶▶▶]

[通常再生▶]

「さて、道路の焦げ跡を辿ってきた感じだとこの辺に全ての残骸があるはずなんだが…」

「…おかしいな。政府でさえこの場所には手を付けてないって話なのに。」

「何を探してるのかな?」

(撮影者の死角から現れる)

「え誰?」

「おっと失礼。君、ここらでウォータークーラーで作られた右腕見なかった?」

「はい?」

(撮影者が一瞬だけトラックの方を見て、すぐ振り返る)

「いやー…知らないっすね。」

「そっかぁ…てっきりどっかの馬鹿が盗んで売り払おうとしてるのかと。」

「…え?」

「じゃあ質問変えるよ。」

「それ、こっちに渡す気ある?」

「矢部っ-」

(撮影者がトラックに向かおうとするも、トラックめがけ大きなウォータークーラーの鎌が飛んできて破壊される)

「ヒッ…」

「ま、目撃者は消すのが最善だよね?」

「…それに、新しい味方の性能確認の的には良さそうだ。」

(破壊されたトラックに置いていたウォータークーラーの右腕の形が変わり、何処かへ飛んでいく。)

(その後何かの機械音がなった後、)

(過去のウォータークーラーセミタイタンに似た存在が姿を表す。)

「証拠隠滅ってやつさ。恨むなよ。」

(左腕に持っていた銃のようなものからエネルギー弾が撮影者に向かって飛んでくる)

「F-

(爆発音、カメラのレンズが割れ、地面に落ちる)

「リーダー。このカメラどうする?」

「メモリーカードだけ残してぶち壊しとけ。カメラとして二度と使えないように。」

「了解。」

(鎌が振り下ろされ爆発が起こる)

[再生終了Ⅱ]

プツッ

※これはフィクションです。

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